中世絵画

布団を敷いて寝てみたい、雪舟の国宝すべてが一室に

室町水墨画、開幕す

国宝 瓢鮎図

国宝 瓢鮎図(ひょうねんず)

如拙筆 1幅 室町時代 15世紀 京都・退蔵院

10月24日~11月26日

将軍足利義持がつねにかたわらに置いていたこの瓢鮎図。室町水墨画の開幕を告げるといっても過言ではない、記念碑的作品です。

緊張感にしびれる

国宝 慧可断臂図

国宝 慧可断臂図(えかだんぴず)

雪舟筆 1幅 室町時代 明応5年(1496) 愛知・斉年寺

Ⅰ・Ⅱ期

雪舟の国宝の中で、唯一の人物画。弟子にして欲しいと頼んでも無視された神光(のちの慧可)が、己の腕を切って達磨に捧げる場面です。まるで壁に刻まれたレリーフのように微動だにしない二人の姿が、息苦しいまでの緊張感を生み出しています。