中国絵画

雪舟や等伯も憧れた至高の絵画

日本に伝来した、愛の溢れる中国絵画の最高峰

国宝 観音猿鶴図

国宝 観音猿鶴図(かんのんえんかくず)

牧谿筆 3幅 中国 南宋時代 13世紀 京都・大徳寺

Ⅲ期

慈悲深い白衣観音をはさんで、子を探す鶴に子を抱く猿も母性愛に溢れています。筆者の牧谿(もっけい)は南宋時代の画僧で、本国では忘れ去られた存在でした。しかし、繊細にして大胆な画風は日本人の琴線に触れ、狩野派や長谷川等伯らに大きな影響を与えました。